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このホームページのデザイナーより一言
このホームページを作成してくださった石川さんが、Facebookで素晴らしいテキストを書いてくださいましたので、引用して紹介させていただきます。
僕がHP作成を石川さんに依頼したのは、石川さんの多様な活動に共感し、今後も何らかのカタチで関わっていきたいと思ったからです。
彼の好きな活動の一つ、、、それは、地方の埋もれている伝統文化に着目し、それらを美しくデザインされた書籍にして紹介することです。
最近出版された「久留米かすり本」は読んで楽しいだけでなく、アカデミックな側面も併せ持つ貴重な資料にまで昇華されています。
作り手が年々少なくなり失われつつある伝統文化も、石川さんのような方の目に留まり、正しく美しく世の中に紹介されれば、後世に引き継がれていくのではないでしょうか。そして、こうした分野でデザインが果たす役割は、とても大きいということを石川さんは実践で示されています。
久留米絣(かすり)について彼がつくったホームページは、このホームページの兄弟分です。こちらもどうぞ御覧ください。
(以下、石川さんのテキスト)
僕が主宰しているデザイン塾で、建築家のイノウエサトルさんにセミナーの講師を依頼したことがあり、そのご縁で依頼、ずっと交流をさせていただいるのですが、昨年末ふとホームページを制作の依頼をされまして………できました!イノウエさん、お待たせして申し訳ありません。
建築家のイノウエさん問わず、プロのクリエイターの方のwebサイトってちょっと緊張します。細かそうなので(笑)。僕はデザインももちろん好きですが、どちらかというとそのコンテンツに興味があり、イノウエさんの設計された建築物のすばらしさを以前セミナーで拝見したいたので、その写真が掲載されるwebということでワクワクしました。もう、どう転んでもかっこいいんじゃないかって思いながらも、イノウエさんの建築哲学に負けないような思想を、どう転んでもかっこ良くなりそうなこのサイトに持ってくるわけですから、技術よりもその思想(コンセプト)づくりに多くの時間を要しました。映画の構想10年というような、本当にその間考えてたの?というような時間を過ごし、乾いたご飯でおにぎりを握るような「崩れないでね。」という願いを込めて練ったコンセプトをイノウエさんに説明し、方向性の了解を得ました。
もうコンテンツと写真はすばらしいので、できるだけ装飾はせずにシンプルに整合性のあるレイアウトだけに注力しました。うちの久留米絣のwebサイトとその考え方は同じなのですが、写真が違えばまた違って見えますね。webデザイナーの方には聞こえは悪いですが、僕はwebデザインなんてそんなにパターンいらないんじゃないかって思うんですよね。その情報と更新のスピードのほうが重要なわけで、どう見えるかはその環境によって変わるわけなので、見やすければいいと思っています。といっても生理的に気持ちよく見えなければいけないので、そういう部分ではデザインは必要ですが。
納品して2週間ほどでもうこんなに情報が増えていて、コンテンツを持っている人は凄いですね。これでもまだイノウエさんがされてきた仕事の全体の1/5くらいの量じゃないですか? コツコツ今まで散らばっていたものをこのwebサイトに集約していってほしいです。よろしくお願いします。
webを作って終わりではなく、これからのイノウエサトルづくりに関わっていければいいなと思っています。そのサポートもやっていければ楽しいですね。どうぞよろしくお願いします。
長文失礼しました。
石川 博己 エフデイ
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