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クリエイティブツアー「風景をつくるシゴト」 無事に終了!
2ヶ月前から準備を進めてきた、クリエイティブツアーvol.6 「風景をつくるシゴト」~建築家イノウエサトルが観たい風景~は、宮崎や鹿児島からも参加申し込みをいただき、満員御礼のもと無事に決行することができました。
まずは、ご参加いただいた皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。
写真抜粋→Flickr
※写真は以下すべてエフディ石川博己
ランドスケープ・アーキテクト木藤亮太を案内人として、先人の「風景をつくるシゴト」を視覚と味覚で楽しみ、最後は現代の作家としての僕のシゴトを観ていただくという行程は(たぶん・・・いや間違いなく)大好評でした。そのことを確信したのは、バスの運転手さんの「面白いツアーですね!特に井上さんと木藤さんの解説が面白い。僕も楽しませてもらってます。」という一言。
木藤亮太が選んだ先人たちのシゴトはどれも素晴らしく、最後に自分のシゴトを観てもらうのはとても緊張しましたが・・・
自分のシゴトを観に、25人ほどの集団が閑静な住宅街に中型バスで乗り入れ、住民の皆さんをざわつかせるという、なかなか貴重な体験をすることができました。
そして何よりも貴重な体験は、場所に対するクリエイターの「視点」が、そこを訪れる人をさらに楽しませたり、気づきを与えるチカラを持つことを感じられたことです。
建築家の職能の1つに、「ツアー企画とアテンド」って加えていいんじゃないかな・・・。
そしてこれは意外なことですが・・・丹精込めて作った作品は、住宅という非常にプライベートなものでも、クライアントさえ許してくだされば、こういうカタチで観光スポット(?)になるということ(笑)
今回行程に組み込んだ「オルハウス」と「ガゼボハウス」のクライアントご家族は、こうした事態をとても楽しんでくださいました。本当にありがとうございました。
そして、以前から素晴らしいと感じていた、エフディの石川さんが運営するクリエイティブ・ツアーの意義と可能性をさらに感じることができました。これからも関わっていけたらと思います。
今回の旅の行程の一つ一つについては、後々少しずつ記事にまとめていきたいと思います。
そして、「風景」を巡って、ランドスケープ・アーキテクト木藤亮太とアートディレクター石川博己と僕が対談した際のテキストもまとめてもらっています。ぜひこちらもご一読ください。
「クリエイティブツアーvol.6」スペシャル企画!エフ・ディ石川×イノウエサトル×木藤亮太対談
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